SAXBench

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なんばりょうすけ<rna at horobi.com>
$Id: index.html,v 1.3 2001/07/22 06:44:25 nanba Exp $

更新情報

あらまし

SAXBench は Xerces-J のサンプルプログラム SAXCount/SAX2Count を元にして作ったイベント駆動型XMLパーサのためのベンチマークプログラムです。

SAX1, SAX2, JAXP1.1, TinyXML, Lark の各APIに対応しています。その他 SAX に似た API を持つパーサなら比較的簡単に対応できるようになっています。

ダウンロード

バージョンファイル 変更点
1.0 SAXBench-1_0.zip [54KB]

動作環境

JDK 1.1 以上。runSAXBench.pl には Perl が必要。

使用方法

saxbench.jar と、使用するパーサのライブラリに CLASSPATH を通してから以下のようにしてください。

java sax.SAXBench [options] filenames...

オプションは以下の通り。

-p name
パーサのクラス名を name で指定します。
-d name
パーサドライバのクラス名を name で指定します。
-n / -N
名前空間サポートを 有効/無効 化します[デフォルトは 有効]
-v / -V
妥当性検証を 有効/無効 化します[デフォルトは 無効]
-w N
パース時間測定の前に N 回ウォームアップを実施します。
-r N
パース時間測定を N 回繰り返します。
-h
ヘルプを表示します。

-d オプションでは現在以下のドライバを指定できます。

実行例は以下の通りです。

> java sax.SAXBench -d sax.JAXPDriver -w 2 -r 5 SAXBench.xml
warmup: 1356 ms
warmup: 174 ms
parse: 49 ms
parse: 72 ms
parse: 57 ms
parse: 195 ms
parse: 74 ms
avg. = 89 ms
mem. = 174304 bytes

mem. はパーサ初期化前とパース後の使用メモリ量の差です。パーサライブラリが必要とするスタティック変数のサイズにほぼ相当します。

runSAXBench.pl を使用する場合

起動の便宜のために perl スクリプト runSAXBench.pl を用意しました。

使用前にこのスクリプトの以下の変数の値を適切に書き換える必要があります。

runSAXBench.pl [-name parser] [-J "java options"] [SAXBench options] filenames...

parser は以下のいずれかです。

バグなど

今後の課題


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